1番重要な戦略

【スポンサードリンク】 動機付けができたところで 1番重要な戦略をお伝えします。

それは 『みんなができる問題を確実に得点することに1番意識を集中させる』 です。

なんだそんなことかと思われた方 は簡単な問題に足元をすくわれて落ちます。

毎年国家試験の問題ごとの正答率というのが 予備校ごと自己採点の結果を元に発表されます。 正答率が60%以上の問題が345問中180から200問ほどを占めます。 この60%以上の問題をいかに落とさずに得点していくかがポイントです。

でもコレはみんなもそう思っています。 なので他の人以上に基礎を大切にして簡単な問題を 絶対に落とさない!死んでも落とさない! という気合と 勉強が必要になっていきます。


101回の試験から 必須の足切りが緩和+理論と実践の足切り廃止+相対評価が導入されました。

100回までは足切りを意識しなくてはならずかなり難しい試験でしたが もう今は違います。足切り心理的なプレッシャーはほぼ無いに等しいので
心理的に大分らくになりオススメはしませんが苦手を得意でカバーできるようになったと言っ てもいいでしょう。

また相対評価というところが ミソで他の人より『少し』できていれば合格なのです。

この少しをどこで取るのかが問題になってくるのですが
それを簡単な問題で得点していきます。 難しい問題を取りにいこうとしてはダメです。 難しい問題をとる為の勉強をしている間に基礎の部分を忘れて 結局取りこぼしをして最悪おちます。

みなができるということは基礎を抑えるということです。

 

では基礎とは

何を抑えなければいかないかというと

青本の理解暗記と過去問10年分の理解です。

 

模試などの初見の問題を解いていくのもいいですが

それよりも本番は、過去問がそのままでたり、過去問を少し変えたような問題が

3割ほど出ると言われているので基礎を完璧にするべきです。

 

これだけで十分合格できるのです。

国家試験に合格を目指す前の重要な準備

薬剤師国家試験の勉強をする前にやってほしいことがあります。

それは『なぜ私は今年薬剤師国家試験に合格しなければいけないのか?』 この理由、動機を考えて下さい。

心理学でも効果があると証明されていて、人はあることを成し遂げる為の 理由や動機があるとその達成度合いが格段に上がります。

薬剤師国家試験でのこの動機付けはかなり重要です。

なぜなら、大半の人にとって国試の勉強はつまらないからです。
正直、物理の公式とかいりません。現場で物理の知識や、衛生の知識など1ミリも使いません。

ハッキリ言って、薬理の知識で十分だし薬剤師だからもっと薬理を極めるようにカリキュラム を組めよ

厚生労働省に文句を言いたくなるのが国家試験の勉強内容です。(得意科目はやっていて楽し いですが)

ただ、ここで文句を言っても仕方なく、全ては免許を取るまでの辛抱と割り切りましょう。 こんなつまらない勉強なので途中でくじけそうになります。

あーーもう来年でもいっか、と。

ここで登場するのが動機付けです。

いやいや、くじけている場合ではない

なぜなら◯◯だから薬剤師免許国試を絶対とるんだ!

だから 今頑張るんだ、絶対に合格してやる。
この◯◯に入る 動機を自分で考えてください。 自分で納得し確信したものでないと効果がないので 熟考してみてくださいね。

このような動機がないと 一旦なんらかの理由でブレた心(原因は失恋やつまらない勉強に対しての意味) を再び勉強に集中させるのに時間がかかってしまい効率が悪いです。 ブレブレになった結果『今年は諦める』という最悪の選択をとってしまう場合もあります。

はじめまして

まず自己紹介をさせて下さい。

 

私は2016年の第101回薬剤師国家試験を約8割の得点率で現役合格しました。

 

8割といいますと聞こえはいいですがこの年は相対評価に切り替わった年で たまたま試験自体が簡単だった為多くの合格者がでました。

 

しかし16000人の受験者の中で1500位と上位1割に食い込んでの合格でした。 また試験を受けるまでは難易度が簡単かどうかなど分かるはずもなく毎日ビクビクして 勉強を必死にやっていたことを思い出します。

なぜビクビクしていたかというと自分自身が凡人以下の頭脳しか持ち合わせていなかった為 合格できるかが本当に心配だったということが挙げられます。

凡人以下というのは 通っていた学校自体が偏差値50の私立薬学部でいわゆる中堅~F ランクの学校でした。

そんな学校の中で4年生で受ける CBT の結果で学年ドベ3位をとった経験がありました なんとか CBT はパスしたものの さらに5年の実習でもあまり気合が入らず真面目に実習は取り組みませんでした。 なので全国の薬学生の中ではかなり遅れたスタートでの勉強開始でした。

そんなバカな私でも1年後には 合格という勝利を手にしました。

今回なぜこのブログを執筆したかというと 当時の自分が勉強を始めた時に詳しく合格へのアドバイスをしてくれる先輩がいなかった為 闇雲に勉強をして随分遠回りをしてしまった経験があるからです。

1個上の先輩が受けた第100回国家試験は難しく 知っている先輩がほぼ落ちてしまったということが直接の原因です笑

ブログでは、現在薬学部の6年生でこれから 薬剤師国家試験の勉強を始めようとしているが

「何をやったら分からない」 

「この先合格できるのか不安だ」

「やるべきことの優先順位がわからない」

など薬剤師国家試験初心者の方へどのように勉強をしていったら 「確実」「最短」で合格を掴みとれるかの「考え方」を書いていきます。